世界が認めたスーパー・グラノーラ「えん麦(オーツ麦)」
えん麦とは 世界が認めたスーパーグラノーラ
グラノーラやオートミールでおなじみの穀物!


えん麦は、オーツ麦やからす麦とも呼ばれています。
グラノーラやミューズリー、オートミールに加工されてよく食べられている穀物のひとつです。
食物繊維をたっぷり含んでいて、とくに水溶性食物繊維である“β-グルカン”が大変豊富です。
えん麦の非常に高い栄養機能については世界中が注目していて、
TIME誌(米国)2002年9月号で、「栄養機能が非常に高い10の食品」に選ばれたほどです。
▼CHECK!キーワード
●ダイエット・コバラサポートに『水溶性食物繊維』
…粘着性により、胃腸内をゆっくり移動するのでお腹が空きにくく、
食べ過ぎを防ぐことができます。
●腸内フローラやスッキリおなかに『β-グルカン』
…水溶性食物繊維の一種。
ゲル状になり食べ物を包み込んでくれるので、糖質の吸収を穏やかにし脂肪のたまりにくいカラダに。
コバラサポートや、食べ過ぎも防いでくれます。
『えん麦のちから』は、栄養が集中する“ふすま(ブラン)”に注目!!
穀物なのに、糖質OFF。カラダにうれしい成分だけをぎゅっとまとめて摂れるのが、えん麦(オーツ麦)のうれしいポイント。

ダイエットや毎日の健康サポート、腸内フローラやすっきりおなかに欠かせない水溶性食物繊維“βーグルカン”。
穀物の仲間である「大麦」にも含まれていますが、「えん麦」との最大の違いはβーグルカンのありかです。
大麦は糖質を含んでいる“胚乳”部分にβーグルカンが含まれています。
つまり、βーグルカンを摂ろうとすると、糖質も同時に摂取してしまうのです。
しかし、「えん麦」は外皮である“ふすま(ブラン)”部分にβーグルカンが集中しています。
だから、余分に糖質を摂ることなく、効率的にβーグルカンだけを摂ることができるのです。
『えん麦のちから』はこの“ふすま(ブラン)”だけを使用しているので、
余分な糖質を上手にカット。
また、香ばしく焙煎したえん麦(オーツ麦)のふすまを独自製法でぎゅっと濃縮、
βーグルカンの含有量を更に高めました。
▼CHECK!食物繊維の『ゴールデンバランス』
えん麦ふすま(当社使用原料※)と他穀物類との栄養成分比較(100gあたり)

食物繊維には水溶性と不溶性の2種類があり、「えん麦のちから」はこの2つの食物繊維が
1:2のゴールデンバランス(黄金比)で含まれています。
⇒Wの食物繊維パワーで、キレイなおなか作りをサポート!
▼CHECK!たっぷり食物繊維でスッキリおなか
えん麦ふすま(当社使用原料※)と玄米の栄養成分比較(100gあたり)

「えん麦のちから」は他の穀物と比べて、たんぱく質、脂質、食物繊維、糖質がバランスよくふくまれています。
また、健康生活に欠かせない鉄分やカルシウムなど女性にうれしい成分も入っていています。
⇒食物繊維玄米の9倍。女性にうれしい鉄分やカルシウムも!
(参考)食品成分表2015の大麦、小麦、玄米
もっと知りたい!世界のえん麦(オーツ麦)の歴史
日本ではあまり馴染みがない「えん麦(オーツ麦)」。
しかし、世界では昔から活用され、毎日の暮らしに欠かすことのできない『穀物』です。
近年、研究が進み「えん麦」が栄養食材として評価されるようになりました。
ここでは、そんな「えん麦」にまつわる様々なワールドエピソードをご紹介します。
昭和天皇のイギリス風朝食メニューに「えん麦」!?

実は「えん麦」は、日本の皇室とも深いつながりがありました。
1921年、皇太子裕仁親王(後の昭和天皇)が親善と見聞のためにヨーロッパ各国を歴訪。
英国ではバッキンガム宮殿に滞在し、英国王室のメンバーと親しく交流を持たれたといいます。
英国王室との交流は、日本の皇室のライフスタイルにさまざまな影響をおよぼしました。
一夫一婦制を取り入れたり、和装をやめて洋装の生活に切り替えたり。
ハムエッグにトースト、オートミールという英国流の朝食を取り入れたのも、そんなライフスタイルの変化の一つでした。
特にえん麦でつくるオートミールは昭和天皇のお気に入りで、1日おきに朝食に供されたといいます。
比較的自由な生活を謳歌した英国王室に対して、強い憧れの念を抱いていたという昭和天皇。
オートミールは、昭和天皇が夢見た皇室近代化の象徴だったのかもしれません。
はじまりは、カリフォルニア州原野で見つけたえん麦(オーツ麦)

米国・カリフォルニア州の原野では、昔から多くのえん麦が自然に生息していました。
人の手がまったく加えられていないにもかかわらず、むしろこの過酷な成育環境の中で、
いつのまにか逞しく、病虫害にもかかりにくい、優れた穀物へと育っていたのです。
ある時、一人の医師がたまたまこの地を訪れた際、 ここに住む人の中に高血圧、脂質異常、糖尿病を患う人がほとんどいないことに気づきました。
不思議に思った医師は、その後数年にわたってこの謎を探ることに費やします。
その結果、他の地域が飼料として利用していた皮つきのえん麦をここの住民は食しており、 それが人々の病気を防いでいることを発見したのです。
これをきっかけにはじまった研究で明らかになったのは、えん麦の外皮、
つまり「えん麦ふすま(オートブラン)」に含まれるβ-グルカンをはじめとする食物繊維が、 実は生理的な有効成分だということ。
やがて欧米では、食物繊維がタンパク質、脂肪、炭水化合物、ビタミン、ミネラルに次ぐ第6の栄養素と呼ばれるようになりました。
貧しい農村に住む人々の毎日の健康を支えた「えん麦」

中国の古典書物《爾雅》には、“蕾”という文字を見ることができます。
実はこの文字、えん麦のことを表しているのだとか。
このように2000年以上も前から栽培されていたえん麦ですが、それは中国北西部に限られており、
食べる人口もそれほど多くなかったのが実情でした。
そんなえん麦の研究を本格的にはじめたのが、えん麦研究の祖といわれる陸大彪博士だったのです。
きっかけは、えん麦を主食とする僻地の貧しい農村で出会った人々の姿でした。
貧しい生活環境であるにもかかわらず、人々の身体は大きく、気力も旺盛。
しかも、高血圧や心臓病を患う人が極めて少なかったのです。
一見粗雑な「えん麦は、人の健康と不思議な関係がある」と思った博士は、すぐさま研究に取り掛かります。
研究が進むにつれて、えん麦には、実に多様な栄養成分が含まれていることがわかってきました。
博士の研究はやがて実を結び、その後の中国における「えん麦と健康増進のメカニズム研究」の一大ブームを引き起こすに至ります。
現在では、多くの人がえん麦の効能を知り、さまざまなえん麦製品が人々の健康的な暮らしを支えています。